早坂先生がお亡くなりになり
もう少しで1ヶ月
今も聞こえる先生の声、楽しい笑い話で盛り上がり一瞬の間をおいて
瞬時に核心のついた深い話題へとなる
「チベット体操もいいけれど、、、」
と、表参道や新宿御苑のクラスへ来てくださり
織物のように幾重にも重なる、早坂暁先生なりの「チベット体操」という考察点を教えてくれた
「僕はチベット仏教好きですよ
後継者を血の繋がりでなく、他人との縁で選ぶ」
「お絹さん、なぜチベット体操はこの呼吸なのだと思いますか?」
「お絹さん、俳優が伝えるチベット体操はどうあるべきだと思いますか?」
「お絹さん、あなたの強みは何だと思いますか?僕はねぇ~あなたが体を動かすことや、呼吸、チベット体操の理論などコースや、ルートを独自で開拓していることだよ~、どこで乗り継いで、どこで乗り換えるかしっているからねぇ~」
時間と手間をかけた美しい先生の世界に足を踏み入れたことがある
隠れた部分にまで、全部気持ちを入れていことができる先生との時間
描いている絵が大きければ大きいほど、その絵画の軸が何なのか問われる
先生はあの日、遠いかなたから夜明けの鳥の鳴く声が聞こえたのだろう
とうとう、時が満ち、歩いていってしまった
私はねぇ・・・うずうずして、早く土から顔を出したくて待っているみたいなのだけど
早坂先生という素晴らしい方と出会い、語り合えた奇跡をこれからも大切に
ぐんぐん力を発揮していければと思います
先生はにっこりほくそえみ、みんなに呟いていますね
心よりご冥福をお祈りいたします。
早坂暁先生、本当にありがとうございました。