サンスクリット語では「グル」
私的にはグルという言葉より「導師」
という言葉の方がしっくりきます。
一番はじめに会い、指導を受けた先生のことを「グル」というそうです。
なので、長年チベット体操を続けてきましたが、始めて私に「チベット体操」を教えてくれたのは
「若さの泉チベット体操」という本屋に置かれていた本なので、
この 本 が私のグルになります。
私の グル (本)に出会い、あれから10年経って
ヨガの指導者というだけでなく、偉大な尊敬すべき人に会いました。
この7ヵ月彼女のレッスンには必ず参加しました。
静かなる追っかけです。
頂いた言葉は「練習を続けなさい」だけ。
妻として責務ある仕事に従事するご主人を支え、二人のお子さんを育て、
家族の中で大きな柱として存在しているだろう先生は
いつもヨガの教室でプロフェッショナルでらした。
お母さまが急にお亡くなりになった時も、先生は常に自分のマインドを静かに見つめてらした。
20年のヨガインストラクターとしての経験、アナトミー重視の指導。
体の使い方の指導を受けると同時に、内面の成長も助けてもらった。
「練習を続けなさい」
という言葉だけ、
私から質問をしたことも無かった。
私の理想の導師であったと思う。
いつか自分の人生を振り返り、
求めていた人に出会い、この人に付いていこう!と見極め、経験したことが
道を開く鍵であったと過去を振り返る日が来る。
今はそれだけが分かっていること。
先生のご自宅でヨガの後にブランチパーティー・・・
何十回レッスンを受けたかわからない先生と、
最初で最後の一枚。